超絶エモスポットでオールドレンズ試し撮りしてきた
廃校でオールドレンズを使うとこんなにエモい
ミラーレスカメラにオールドレンズを付けてみよう
「ミラーレスカメラとオールドレンズ」
写真系のブログやYouTubeで最近よく目にするようになったこの組み合わせ。
一眼レフよりも、ボディのフランジバックが短いミラーレスカメラならではの特質を生かして………と難しい話は置いておいて、簡単に言えば
「新しい」カメラで「古い」レンズを使うという「高貴な遊び」です。
オールドレンズの多くが、撮影者自身でピントを合わせる「マニュアルフォーカス」という仕様。よくあるデジカメのオートフォーカスみたいに、ボタン半押しで「ピピッ」とピントを合わせてはくれないんですね。
ピントを合わせるのはちょっと難しいんですが、今のミラーレスカメラは背面液晶が高画質だったり、ピントが合っている部分だけ色を変えて教えてくれる「ピーキング機能」というものが付いていたりするので、「ミラーレスカメラ+オールドレンズ」のハードルはそこまで高くありません。
今回は私の持っている、型落ち(しまくっている)SONYのミラーレスカメラ「NEX-6」に、先日手に入れたヤシコンプラナーを装着してみました。
SONYのカメラボディに、ヤシカ・コンタックスのレンズは装着できないので、「マウントアダプター」を使ってそれぞれをドッキング。
マウントアダプターと言えば「K&F CONCEPT」ということで、こちらをアマゾンで購入。2000円くらい。安い。
で、ドッキングしたのがこちら。
うん。自然。
レンズ部分の長さで言えば。キットズームレンズを付けてるんじゃないかってくらいの外観。
横から。
後ろから。
全体で約720gなので、非常に持ち出しやすく、コンパクトな組み合わせ。
今回はこれで試し撮りしてきました。
エモい撮影スポットで試し撮り
今回の撮影スポットは、新潟県の弥彦村にある「ふるさと学校」という場所。
弥彦村と言えば弥彦山や弥彦神社が有名ですが、この「ふるさと学校」は、入場も駐車場も無料ですし、誰でも1954年建築の趣のある旧校舎を感じることが出来るので、ちょっとおすすめです。
今は公民館&民俗郷土資料館みたいな施設になっていますが、上の写真のように古い教室はそのまま残っています。
いかがでしょうか。
この校舎めちゃエモくないですか?
板張りの廊下や教室。いまだにカチコチ動き続けている古時計。天板の部分が開く学習机。
さすがに使ったことはないけれど、どこか懐かしく、入った瞬間、秒で感傷的にさせてくれます。
そして「ミラーレスカメラ+オールドレンズ」の組み合わせもばっちり。
めちゃ型落ちしている「NEX-6 」のボディでも「Planar T* 50㎜ F/1.4 AEJ」のオールドレンズが唯一無二の描写を表現してくれています。
ボケます。
とろけてます。
ピントが甘いのは私のせいですが、それさえも味わい深く感じさせてくれています。
ボケます。
とろけてます。
今度は虫さんにちゃんとピントがきてます。
前ボケも素晴らしい。
試し撮りして、改めてこのレンズのすばらしさを存分に感じました。
本来はフィルムカメラで使うために購入したレンズですが、今回の試し撮りをしてミラーレスとの相性もいいことに気付きました。
たまに、これだけ持ってストリートスナップでも行ってきます。
映画『少年時代』で出てきた教室、こんなんだったなぁ。